炭火ロースターの注意点

炭火の香りと相まって、香ばしい焼肉の匂いが脳内をかき乱す『炭火焼肉』。この炭火焼肉、お店側からすると意外と手入れも大変で耐久性も長くありません。そんな炭火ロースターでお肉を焼くときの注意点として、『大量の煙問題』が挙げられます。サムギョプサルやホルモンを焼く際には特に煙対策が必要です。

1.網焼きする際は上引きロースターなどの設置は必須
炭火の上に『鋼製の網』を置いてお肉を焼くとき、大量の煙が発生します。オガ炭・豆炭・備長炭全てに共通する悩みです。網で焼く際に大量の脂を含む『肉汁』が直接『火種』に接触すると水煙・焼煙が発生します。これは防ぎようのない事ですので、必ず『上引きロースター』の設置が必要となります。但し排煙工事は一般的にかなりの設備投資が掛かりますのでその点注意が必要です。

2.炭火ロースター専用の鉄板を使用する
弊社のロースタープロという製品には『炭火専用鉄板』を別途で準備しております。これは大量の脂が直接『火種』に落ちないように鉄板の形状にも工夫が施されています。長い穴を鉄板に開ける事により、落下する脂を最小限に食い止め、ロースター内の水受けに脂が落ちるようになっています。サムギョプサルなどの脂の多いものでも、あまり煙を発生させず焼く事が出来ます。但し煙の発生を完全に食い止める事は出来ませんので、注意が必要です。